ko2112の日記

特別支援学校教諭2年目 本の内容のメモ中心

発達がわかれば子どもが見える メモ

P85 自我の拡大から充実へ 2歳から3歳

第一次反抗期 自我を表現しそれを受け止めてほしいと言う発達への願いが反抗や抵抗として現れてくる時期

素材と道具に対して二次元的接近や接触を行うようになる(片方の手で粘土を抑えて、もう一方の手で粘土ベラを持って切るなど)

〜ではない〜だという外界への認識の高まりと同時に自分の持っている者同士を比べて「同じ」と言葉がでたりします,

対の関係が認識でき始める。自分と他者を明確に区別し始める。もっと〇〇したいと言う、もっと が充実してくる。

 

P94〜2歳6ヶ月〜3歳

左右非対称の2次元の形成ができます。
自分でできることと自分でできないことがわかり始める。自分と相手との関係の強弱が分かりそれに応じた自我の関与のさせ方を制御し始める。

3歳〜4歳6ヶ月

自我の拡大から充実へと展開を遂げていく。〜しながら〜すると言う2つの違った活動を1つにまとめめ上げることができるようになり4歳頃にはそれを繰り返しながら〜だけれども、〜だ
けれどもと粘り強い挑戦を様々な場面で見せるようになる。

事象を各種の2つの対象的な関係の概念で認識することができ始める。例えば姓と名、男と女2歳と3歳など。これらの対概念をまず自分について考えたり友達や家族について考えたりすることができ始める

〜だけれども〜しよう。〜だけれども〜するのだなど、拡大充実した自我が気持ちを折り込み自制しようと努力していろいろな癖や心の杖となるものを持つ。
こうありたいと思うズレに対する対応。

4歳6ヶ月〜
〜ダケレドモ〜スルと自分自身での切り替え
どちらの足でもケンケンができ、うさぎ跳びができるなど2種類の2次元の活動を同時に行うことができる。
両手の交互開閉が確実になる。
言語を追加した3次元の課題は難しい。
 対比的な評価や2段階の評価できるようになり大きさや長さの3次元的な序列が分かり始め真中、中央といった中間の認識が芽生えてくる。