ko2112の日記

特別支援学校教諭2年目 本の内容のメモ中心

発達の扉メモ 一章

「〇〇したい」子供の願いを.やはり教育する上で大切にしたいと思った。19ページより

 その時に大切な事は、発達の一歩前を行く活動を提示するということだ。
 〇〇したい、けれどもできないそんな悩みを子どもが抱く中、乗り越えていくために教師の支援が必要だ。

 

そうした矛盾を乗り越えていくためには、自らの信頼を持っていなければならない。そしてまた、その矛盾を乗り越え願いが実現したことが、また自分への信頼を生む。そしてさらにその信頼が、もっと新しいことに挑戦してみようとするような活動への夢や意欲を作っていく。

発達の一歩前を行く活動に挑戦し、矛盾を乗り越えていくという事は、梅津の言う革生行動体制に類似してるような気がする。

 

〇〇ができるようになった、〇〇がわかるようになったと言う力の獲得だけではなく心の働きも強めている。少し難しい活動に挑戦しようと言う意欲湧いてくるためには得意な活動を思う存分できる生活楽しいことがたくさんある良き見通しの持てる生活が必要です。

 

まとめ

子供たちの発達は発達の一歩を行く活動によって発達の願いと矛盾が心に生まれ、大人に支えられて矛盾を乗り越え願いを実現していく道筋です

人間の発達は能力の発達と内面の発達が結びついていることである。内面があるから発達の願いが生まれ、能力の獲得にむすびつく。
何かができるようになるまでには発達の心の羽根わかる喜びあるいはできない怒り更なる喜怒哀楽の感情も生まれている。