ko2112の日記

特別支援学校教諭2年目 本の内容のメモ中心

自閉症児の要求について

これらのプログラムで指導 の初期に設定されているのが音声模倣課題とマッチン グ課題である。主に音声模倣課題は言語の表出、マッ チング課題は言語の理解に関わる学習の基礎となる。 言語表出の指導は、単音の音声模倣から事物の命名に 発展していくことになる。また言語理解の指導は、視 覚的に同一な事物のマッチングから視覚的に関係性 のある事物のマッチング(分類学習)、音声と事物の マッチング(音声弁別学習)へと進む。加えて指導の 中で要求場面を設定し、何らかの形での要求表出の手 段を教えていくことも多い。これらの課題を通して、 音声言語の獲得の指導が行われていく。