ko2112の日記

特別支援学校教諭2年目 本の内容のメモ中心

拾いメモ

情動は子どもが人とかかわり,周囲の事物へ働きかけることを促す動 機になる(Emde[小此木訳]2003

子どもは外界からの働きかけで得られた結果 に,喜んだり,悲しんだり,怒ったり,怖がったりしながら,他者や事物への働きかけを繰り返 し,情動を伴う経験を重ねていくことが明らかとなっている(Sroufe 1995)

情動調整機能の発達においては,初期段 階であればあるほど,家族や保育者といった大人の介入が調整に大きく関与するが,加齢に伴 い,次第に調整方略を大人のかかわりを足場として,自ら拡げていく姿が確認されている