わかるということの意味
重要文を引用 佐伯胖(1983)
能力がない とされたくない。
できた、できなかったは自分自身が選び出し、実感として感じたい。勝手に他人にできることを課せられたのでは効力感は得られない。
111 自分が外界の変化の原因となりたいという、人間の本来の要求が、環境のいろいろな要因によって妨げられると、一方では原因になれないのではないか、と思い込んで不安に陥る。そのため、原因になれそうな別の世界で原因となる感覚を無理にでも確認して取り戻そうとする→非行など
115 自分がこうする、故に対象がこうなる
→自己原因性感覚
116 予想と異なったり、思いがけない側面を発見するなど、思うようにいかない経験を通してて、他者が語りかける他者原因性の感覚をもたらす。
164 わかる条件
具体的な問題が解決できること
物事の根拠が示せること
現実の社会・文化とむすびつくこと
関連する世界が広がること
169様々な行為をためして、確かめる。
できるようになることを通してわかる
わかることを通してできる
わかり直し
209文化とは本質的にわかりあいである。誰もが等しく参加できる。教えるという側面に子どもから学ぶことも含まれている。